アーティスのAFP認定研修の課題の提案書の作成方法!「2020年12月合格」

  • 2020年12月30日
  • 2021年5月7日
  • FP
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アーティスのAFP認定研修の課題の提案書に合格しました

AFPに登録しようと思い、昨年の2019年12月の末にアーティスのAFP認定研修(技能士課程)の税込み8,800円の講座に申し込みまして、確認問題の方はすぐに合格したのですが、提案書の課題をやろうと思ったところ、世の中がコロナで大変な状態になり、これは合格しても登録することはないなと思って放置しといたところ、受講期限のギリギリになってしまいました。

確認したところ受講開始日から1年間が利用期間で12月23日までに課題を提出しないと間に合わない様子です。

諦めようかと思いましたが12月18日にアーティスに電話をして今から課題の提案書を作成が間に合うものかを確認したところ土日に頑張れば間に合うと言われたのでとりあえず土日頑張りました。

初めてのキャッシュフロー表の作成で何から手をつけてよいか最初はわかりませんでしたが、提案書やキャッシュフロー表は基本的に「AFP認定研修テキスト提案書課題&作成の手引」に答えが書いるので読みながら作成すると合格ラインのの60点はなんとかなると思います。

二日早い12月21日にアーティスに課題の提案書を提出したとろ12日25日には合格になっていました。

そして12月29日にはAFP認定研修終了証明書が届きました。

 

アーティスのAFP認定研修の課題の提案書の作成

AFP認定研修課題の提案書の作成の流れ

①Excelの現状のキャッシュフロー表の作成

②Wordの提案書を作成

③Excelの対応後のキャッシュフロー表の作成

現状のキャッシュフロー表の作成

基本的に「提案書課題の作成にあたって」を見ながらキャッシュフロー表を作成します。

キャッシュフロー表とはその名前の通りお金の流れの表です。

キャッシュフロー計算書なら何度か作成したことありますが、キャッシュフロー表を作成するのは初めてです。

①支出のうち変動率が定められている場合は終価係数を考慮します。

②給与収入の可処分所得を夫の収入に入力します。

計算手順の通りに計算します。

長女が扶養親族でなくなると扶養控除はなくなります。

このぐらいから「提案書課題の作成にあたって」に答えのヒントが書いてあることに気が付きます。

あとは変更箇所を考慮しながら書き写すだけになります。

可処分所得とは簡単に言うと手取り収入のことです。
給料は給料日に全額もらえるわけではなく厚生年金保険料や健康保険料といった社会保険料や所得税や住民税を差し引かれた残りを受け取ることになります。
給与所得者の可処分所得=給与収入ー(社会保険料+所得税+住民税
可処分所得はこの給与収入から差し引く所得税や住民税の計算がわかりにくいと思います。
毎月給料から差し引かれる所得税(源泉所得税)は正確な金額ではなく大雑把な計算式で通常計算されて毎月の給与から差引かれています。

勤務したことある方ならわかると思いますが、毎年12月に年末調整を雇用先でしてくれると思います。
そうです、生命保険料控除や扶養がどうだというあれです!
この年末調整で正確な所得税の計算をして、給与所得の計算をすることになります。
これが理解できると所得税や住民税の数値をだすのになぜ基礎控除や配偶者控除や扶養控除や保険料控除を差し引いて所得控除の合計額をだすのかがわかると思います

Wordの提案書を作成

こちらのWordの提案書は大事なような気がします。

(1)現状の分析には「現状のままの場合、○○〇〇年から貯蓄が不足し、最終的には〇〇〇万円貯蓄が不足することになります。」と書きました。

(2)老後資金の確保のためのアドバイスの概要には収入を増やすことと支出を減らすことをアドバイスしていきます。

収入を増やすことには「再雇用制度」のことを具体的に書きました。

「資産運用で金利を得る」は今回は必要ないと思ったのでそのそのように書きました。

あくまでもアドバイスで実際にするかしないかを最終的に決定するのは本人だと思うので必要ないと思ったこともとりあえず提案書に載せました。

支出を減らすことには「保険の見直し」「住宅ローンを繰り上げ返済し支払う利息を減らす」ことを書きました。

3保険の見直しはそのまま数字を入力していくだけで良いと思います。

4住宅ローンの繰り上げ返済以降も提案書課題の作成にあたってに答えが書いていますので移せば良いと思います。

6のそのほかに気が付いたことがあればアドバイスをしてくださいはキャッシュフロー表に載せる必要はないので注意しましょう。

ここには①「再雇用制度の代案として妻がパートで勤務すること」②「マイカーの保有」③「今の住居に住み続ける必要性」を書きました。

「再雇用制度の代案として妻がパートで勤務すること」

妻が扶養の範囲内でパート勤務することに再雇用の期間が短くできるので老後を夫婦で楽しめる時間が増えると思います。

②「マイカーの保有」

高齢者の事故は社会問題になっていますので、早めにマイカーを手放すことを考えることも必要だと思います。

マイカーの購入費と維持費は高額なので必要なときはタクシーや公共の乗り物で移動すると節約にもなると思います。

③「今の住居に住み続ける必要性」

今の住居は4人で暮らしていた住居なので夫婦だけで暮らすのは大きいと思いますので売却したり賃貸して、賃料の範囲内でバリアフリーに対応しているマンション借りると節約にもなります。

対応後のキャッシュフロー表の作成

Wordの提案書で提案したことをそのまま対応後のキャッシュフロー表に反映させながら入力していきます。

AFP認定研修課題の提案書の作成にかかる時間

①Excelの現状のキャッシュフロー表の作成は私は3時間ぐらいかかりました。

初めてキャッシュフロー表を作成される人は3時間~6時間ぐらいだと思った方が良いと思います。

 

②Wordの提案書を作成は私は2時間10分ぐらいでした。

初めて提案書を作成される方は2時間~5時間ぐらいだと思った方が良いと思います。

 

③Excelの対応後のキャッシュフロー表の作成は1時間もあれば完成すると思います。

 

おそらくキャッシュフロー表や提案書を作成したことのない方でもトータルで10時間もあれば余裕でAFP認定研修課題の提案書を作成して合格できると思います。