オルゴール博物館、オートマタ博物館


ライブハウス ONE MORE TIME 自慢のオルゴールコレクション
ポリフォン、レジーナ、シンフォニオン、コメット、カリオペ
世界のオルゴールとオートマタを展示中

ライブハウス ワンモアタイム 自慢のオルゴールコレクション

★ 重要なお知らせ ★

2016年1月5日(火)より施設改善の為、
博物館はしばらくの間休館いたします。




オルゴールと言えば、小さな箱やぬいぐるみに入ったものを思い出しますか?

今ではおもちゃとして定着したオルゴールも、昔は高価な家具でした

そんなオルゴールは時計と同じ仕組みで動くんです

オルゴールの歩んできた歴史を知ってみたくなりませんか

オルゴールの歴史
同じころの世界の歴史
カリヨン
14世紀カリヨンの登場
教会などで時刻を知らせるために登場した楽器。
時計、オルゴールの元となる。
重りで木製のシリンダーについた突起を回し、てこの原理を使った装置を弾きハンマーによって叩いて鐘を鳴らす。当時は鐘を鳴らすものとして考案されるが、自動で動かす方法として鍵盤の元となる技術が開発され、楽器の役割を持ち始める。

左:カリヨンと思われる自動演奏楽器
ヨーロッパではペストの流行によって人口が激減
ぜんまい
16世紀ゼンマイ
スイスの鍵屋で時計職人のペーター・ヘンラインにより発明される。
これにより時計は重りを使わずに動かすことができるようになったため、携帯できるようになる。

下部にぜんまいの仕組みを紹介しています。

ヨーロッパでルネサンス・宗教改革が吹き荒れる
1796年シリンダーオルゴール
スイスの時計職人アントワーヌ・ファーブルによって誕生する。
シリンダーに手作業で針を植えていたため、高度な技術を必要とした。

左:スイス製 1860年頃
この頃からシリンダーが真鍮製(真鍮は加工性、耐食性が高い)となり飛躍的に音が良くなる。

下部に構造紹介をしています。

1760年代〜1830年代産業革命が起こる
ストリートオルガン
19世紀前半手回しオルガン
日本にもたらされ、江戸で見世物として流行する。
回すとふいごによってパイプやリードに空気が送り込まれ、自動で演奏される。
その当時は白鳴琴またはオルゲルと呼ばれており、これはオランダ語のオルヘル(意味:オルガン)という言葉が元となっている。そしてオルゴールという呼び名もオルヘルが語源となっている。海外では主にmusic boxまたはmusical boxと呼ばれている。
1803年〜1815年ナポレオン戦争
(日本は江戸後期)
19世紀後半オートマタ
最盛期を迎えたオルゴールの発展とともに、オルゴールの回転を生かし人形を動かす“からくり人形”が盛んにつくられるようになる。


左:ピエロ スイス製 オルゴールの音色とともに手紙を書きながらうとうと居眠りします。
19世紀中ごろドイツ、フランス、アメリカがイギリスに続く産業革命を起こす
1886年 ディスクオルゴール
ロッホマン(ドイツ、シンフォニオン社)により発明される。
ディスクはシリンダーに比べ安価で大量生産が可能なうえ、曲を自由に取りかえることができるといった利点があった。

左:業務用 アメリカ製 1900年頃

下部に構造紹介をしています。
1876年グラハム・ベル(アメリカ)が電話機を発明する
レジーナ社のディスクオルゴール
1890年ポリフォン社(ドイツ)、1892年レジーナ社(アメリカ)が加わり世界三大メーカーとなる
シンフォニオン社の2人の技術者が独立しポリフォン社を創業、そしてポリフォン社からアメリカ開拓目的でレジーナ社は創業する。この三社で市場の90%を生産するようになる。

左:レジーナ社 1900年頃 オートチェンジャー
1896年第一回オリンピックがアテネで開催される
蓄音器
1920年頃 蓄音器
1877年エジソンによって実用化され、 性能がよくなったためにオルゴールはその座を譲ることとなる。1921年レジーナ社廃業。ほとんどのオルゴール職人は姿を消す。

左:スイス製 1920年頃
第一次世界大戦の特需により好景気となる


ぜんまいとは

ぜんまいとは機械式時計を動かす仕組みであり、
うずまき型になったばねを巻き取ると
ばねが反発し戻っていきます。この方法で軸を回転させて
歯車を動かします。


シリンダーオルゴールの構造
シリンダーオルゴール スイッチ
右:右端拡大
左側の筒にぜんまいが取りつけられているので、
その力を使ってシリンダーの突起が下部の歯が弾かれることで
音が鳴ります。
これだけでは音が小さいので、ベッドプレートという金属でできた土台に取り付けてボックスの中に入れて音を反響させます。 このオルゴールはオートチェンジャーが搭載されているため、CHANGEにしておけば
シリンダーが自動で動くことで次の曲へと変わります。



ディスクオルゴールの構造

ディスク内部 ディスク ディスク裏面アップ
左から順にディスクを取ったところ、ディスク、ディスク裏面のアップ
シリンダーオルゴールと同じように中央下部の筒にぜんまいが取りつけられているので、
その力を使ってディスク裏面の突起が上部の歯に弾かれることで
音が鳴ります。
更にディスクオルゴールは反響面が大きいため、音がシリンダータイプよりも
大きくなります。

収納
また、下部はディスクをしまっておくことができます。